個人向け国債の最低保証金利0.05%は預貯金にくらべればやや高

相談室より

満期になったお金はどうすればよいかと、1,2年前にご相談があった方から、電話がありました。相談料をいただくまでもないので、電話で近況を伺いながら、今回の迷っていることをお聞きしました。

お金をどこに預けるか、満期になって再び検討するにしても、方針が変わらなければ、選択肢はほとんど決まってきます。

その方針とは、運用するか、どうか。

運用はとんでもない、という考えの方なので、結局、この商品をもう一度購入するわ、と、あっさりと決めました。何年か前に、相談されたときに、紹介した金融商品名です。

それは、国が発行している個人向け国債

最低保証金利が、0.05%となっているので、預貯金にしておくよりは、わずかに有利です。

3年もの5年もの,そして10年ものとタイプがあって、とくにこの時期に使いたいというあてがないのであれば、10年ものでよいと思います。

理由は、変動金利であること。

変動金利なので、もしも、もしも世の中の金利があがることがあっても、預け直す必要がなく、そのままにしておいても金利的には不利になりにくいです。

10年満期ではありますが、1年たてば換金はいつでもOK。直近に利払いされた利息分(税金は考慮されます)を差し引いて、戻ってくるので、中途換金のペナルティはないと考えられます。

この先輩、支えたい人たちのために、自分の時間を使いたいという人なので、運用といったものに悩まされるのは時間の無駄ということなのでしょう。

運用したいけれど、リスクがないものがいいというような、都合のよい商品が、どこかにあるはずと考えてしまわない先輩なので、すがすがしいです。

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