小型犬の遺棄は愛犬家全体の問題

トイ・プードルやチワワが山中などに多数、放置、遺棄されていたニュースがこのところ報道されています。

業者が遺棄したらしいこの事件は、法令改正によって、保健所が引き取らなくなったがために、表面化してきたのであって、これまでは保健所内で、ひっそりと処分されてきたのでしょう。

愛犬家のひとりとして、許せないと言うのは簡単です。でも、これまで、こういうことがあるのだろうと、うすうす感じていたけれど、目の前のかわいいペットを可愛がることで、私は目をそむけてきたことを感じています。

わが家のペットのトイ・プードルはもう11歳にもなるのですが、仲介の業者を通じて購入しました。トイ・プードルの人気が高まり始めた初期の頃だったと思います。アレルギーがあるため、この犬種なら家の中で飼うことができるかもしれないというのが動機でした。

元の買主や母犬がどのような環境だったのかは知ることもなく、代金を払ってわが家につれてきたのですが、もしかすると、大量に遺棄しているような業者であったかもしれません。そうならば、責任を感じます。

そんなニュースを見ながら、思い出すのは、愛護センターで犬をもらい受け、歴代のワンコとして大切に飼い続けてきている友人です。私も、できることを考えていかねばと感じています。

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